涼しくなってきましたね。
秋に入る頃から徐々にニュースでインフルエンザというワードが聞こえてくるようになります。
今年はコロナウイルスの感染拡大でマスクの着用や除菌するなどの衛生意識の高まり、インフルエンザの流行抑制に良い影響をもたらしてくれるそう。
しかし、インフルエンザがなくなる訳ではありません。
インフルエンザの怖さ…
私たち親子は3年前(息子2歳5ヶ月・娘5ヶ月)に経験しました。
息子、初インフルエンザにかかる
その年の秋、息子と夫と私はインフルエンザの予防接種を受けました。
ありがたいことに会社から補助金が出るので、抵抗する夫も道連れに…
12歳以下の子どもは1回の接種では抗体がつかない事が多いので2回接種します。
インフルエンザの予防接種って痛いですよね。
それを2回もがんばって打ったんです。
息子はがんばったんですよ…泣きながら…
それなのに、その2ヶ月後、インフルエンザ感染。
一気に39℃台の高熱が出て急いで予防接種をした病院へ連れて行きました。
インフルエンザシーズンでしたので、即抗原検査。
細長い綿棒のようなものを鼻の奥の奥ぅーの方まで入れられ、めちゃくちゃ痛いんです。
ギャン泣きで受けた、検査の結果はインフルエンザA型。
がんばって2回も注射して(2回分なので予防接種代も合計7,000円と高額で)、

注射したのに!?高いお熱が出て辛くて、
痛い検査されていっぱい泣いてインフルエンザ!?
と愕然としました。
それでも、タミフルを処方されてとにかく帰宅するしかありませんでした。
娘と母ちゃん感染
帰宅すると、義母とお留守番していた6ヶ月の娘が真っ赤な顔をしていました。
母乳で授乳中は母親の免疫を受けとると聞いていたので、ウイルスに感染しにくいと思い安心していましたが、間違っていました。
ちなみに家族で予防接種を受けた時、まだ4ヶ月だった娘は受けていませんでした。
ぐずぐずベタベタの息子と娘に囲まれて、今度は私がどんどん寒気を感じるようになってくるのです。
息子 41.2℃
娘 40.6℃
私 39.6℃
お風呂の温度のようですが、体温です。
もうこうなると、他の家族にうつさないようにするくらいしかする事がありません。
義母が食べられそうなものを買ってきてくれ、仕事から帰ってきた夫は別室で寝てもらいました。
体力の消耗が激しいせいか、その日はすぐに就寝。
咳が少し出ていましたが、起きてしまうほどではなく、あついかな?寒いかな?と心配するくらいで眠れました。
次の日、同じ病院で娘と私もA型感染を確認。
娘にもタミフル、私にはリレンザを処方されました。
乳児が感染すると大変
娘の受診時に

乳児だと容態が急変する事があるから、平熱に戻るまで毎日通院するように
と言われました。
私も高熱で車の運転が辛い。
義両親は在宅していましたが、狭い車内で一緒にいるのは感染の不安でした。
娘の熱が下がる3日の間、まだ熱の下がり切らない体で私が息子も連れて10分ほどの道のりを運転して通院しました。

これがかなりしんどかったです…
タミフルの飲ませ方
タミフルは苦くて飲みにくいらしく、服用させるのにとても苦労しました。
イヤなものはイヤな2歳の息子が飲むことが出来た方法を紹介します。
①いちご味のヨーグルトにサンドするようにして飲む
スプーンですくった上ヨーグルトにタミフルを乗せ、その上にまたヨーグルトを乗せてあげます。
②おくすり飲めたねのチョコレート味にサンドするようにして飲む
③冷たくて濃い目のココアにまぜてストローで吸う
①②③いずれも味わうスキを与えないように「はい!ゴックンして!」とすぐ飲み込ませるのがポイントです。
事前に薬剤師さん聞いた、オレンジジュースに混ぜる方法は、うちの息子にはダメ…
少しだけで飲んではくれましたが、それ以上は吐き出してしまいました。
まだ離乳食を始めたばかりの娘にとっては初めてのお薬でした。
薬剤師さんが服用方法を教えてくれたので、実践。
授乳前に水をつけた清潔な指にタミフルを付けて上顎かほっぺたの内側に塗り、すぐに水かミルクを飲ませるというもの。
吐き出してしまわないように、私はこの後にすぐに授乳しました。
この方法で意外とすんなりいき、全て飲み切ってくれました。
全員平熱に戻る
高熱から3日後、最初に平熱に戻ったのは息子でした。
同日に娘も。
翌日は私も平熱に戻りました。
そしてまた病院へ。
医師いわく、

予防接種してたから回復が早かったね
との事で、高熱期が長引いたり重症化したりすることもあるそうで、感染はしてしまったものの症状は最小に抑えられたようでした。
平熱に戻って3日経てば通常通りに過ごして良いと保育園に提出する登園許可証をもらいました。
長いようで短かった通院生活が終わりました。
まとめ
コロナウイルスが話題となっている世の中ですが、インフルエンザ対策も忘れずにしていきたいですね!
コロナウイルスとは違いワクチンのあるインフルエンザ。
もし感染してしまったとしても、最小の症状で抑えることができる予防接種を受けておくことをおすすめしたいです。

だって、受けててあんなに辛かったのに、
受けてなかったとしたら辛さはどれほどのものだったか…
保育園や幼稚園へ通う小さなお子さんやご高齢のご家族がいるお宅は特に注意が必要です。
引き続きマスクの着用と除菌を心掛け、予防接種の検討もしていただけたらと思います。