こんにちは!
私は2人の子どもたちを保育園へ通わせているいちかげ@ichikage856と申します。
実は、うちの子ども達、息子は2回・娘は1回転園しています。

何回も転園なんてかわいそうじゃない?
せっかく楽しく通っている園から転園するのはかわいそうなことなのか…
この記事では転園を考え中のパパさん・ママさんにわが家の転園経験をお話ししたいと思います。
転園はかわいそう?子どもたちを転園させた話
新築や転勤でのお引越しなどで家庭の事情で転園をせざるを得ないことありますよね。
でも、うちの子ども達を転園させた理由は遠くへ引っ越したからではありませんでした。
転園した理由は次の通りです。
2歳児クラスまでの小規模保育園だったから
・2回目の転園理由
自宅から遠い園だったから
この2つの理由を掘り下げていきます。
転園理由①:2歳児クラスまでの小規模保育園だったから
保活、敗退
わが家のある地域はなかなかの保活激戦区。
育休終了の年度途中の保育園入園の希望は叶いませんでした。

10ヶ所以上も希望して申請したのに…
ということで、当時は別々に住んでいた(車で15分ほど)夫の両親に最初の半年間、息子をみてもらうことになりました。
※現在同居中です。
息子(1歳)が小規模保育園に入園
翌年度の保活では成功…
したのはよかったのですが、決まったのは2歳児クラスまでの小規模保育園でした。
しかも、2歳児クラスになると少し離れた別の建物へ移る園。
2歳下の娘もそこへ入園するなら2ヶ所へ送迎しなければなりませんでした。

年少になる前に結局また保活必須…
もしくは幼稚園を選択することになります。
小規模園から1年で転園
考えた結果、翌年度に年長まで通える保育園への転園を決めました。
家の近くから職場までの通勤に無理がない範囲でまた10ヶ所以上希望を申請しました。
転園理由②:自宅から遠い園だったから
家から遠い保育園に入園
しかし、ここは保活激戦区。
またまた思い通りにはいきませんでした。
年長さんクラスまである大きめの保育園に決まったのはよかったのですが、家から車で20分の距離がありました。
しかも駐車場が道路を挟んだ向かいにあって、危ないし、雨の月曜日(お布団2組)は最悪でした…

息子が入園して数ヶ月は私が育児休暇中で、まだ時間に余裕があり送迎もさほど困りませんでした。
幸い復帰後の勤務先がこの保育園の近くで、「家から遠いから大変になるかもしれない」という予想と反して、快適に保育園ライフを送れていました。
家から遠い保育園のデメリットに悩む
9月になり、また市の保育園申請の時期になりました。
子どもたちも保育園に慣れて楽しく通えていました。
でも、家から遠い保育園のデメリットには悩んでおり、また転園を考えていました。
・同じ小学区の子がいない
・万が一の大規模災害時に帰宅が困難になる可能性がある
・勤務地が変わる可能性もあり不便になる
せっかく長い間共にしたお友達と離れてしまうのはかわいそうかな…

お友達と一緒の小学校に入るチャンスがあるのに…
転機!家の近くに保育園新設
なんと家から徒歩圏内に保育園ができたのです。

車で2分!
わが子のためにできたも同然!!
もちろんこの新設の園と、もう1ヶ所近くの園を希望して申請しました。
もしどちらも入れなかったら、小学区内の幼稚園へ入園して延長保育を利用しようと考えました。
家の近くの新設保育園に入園
受かったんです!
家から1番近くに新設された保育園に。
息子が年少、娘が2歳児クラスの年から通っています。
息子のクラスのお友達のほとんどが、今春、同じ小学校へ一緒に進学しました。
2回の転園で困ったこと
「転園、ぜんぜん困らなかったよ!」
なんて言いません(笑)
わが家・わが子に起きた事実をお話ししますね。
困ったこと① 園によって違うことがある
園によって制服やお道具が違うことはよくあります。
わが家の転園では制服やお道具をたくさん買い直すことは不要で、安心しました。

転園先に前の園で使用していたものを使ってもよいか確認しました
が、しかし、お昼寝布団や給食袋などの名札の付け替えをしなければなりませんでした。
3月は夜な夜なお裁縫(苦手&不器用)に励みました。
アイロンで付けるネームシールと洗っても取れないネームシールは転園の強い味方でした。


困ったこと② 息子がなかなか馴染めなかった
転園にあたって1番不安だったことが子どもが順応できるかどうかでした。
母親の私も年少から年中に上がる時、引越しにより転園を経験しました。
なかなか馴染めずに親にも園にも多大なる苦労をかけた張本人だったのです。

あなたも何ヶ月もぜんぜん馴染めなかったんだから~

母になってその苦労をより理解したよ…
心配が的中し、1回目の転園で息子がなかなか馴染めず困ってしまいました。
朝、車に乗る前に泣く。
送っていき、私が帰ろうとすると泣く。
お昼までがんばっても給食を食べないという日が2週間ほど続きました。
なんとかがんばってほしい・楽しく通えるようにしてあげたいという気持ちと、
かわいそうなことをしているな、申し訳ないな…と親として葛藤する毎日でした。
1回目の転園は息子が2歳のイヤイヤ期真っ盛り。
もしかしたら、それも原因だったのかもしれません。
育休中だったので通常1ヶ月間の慣らし保育に期限を設けず、ゆっくりと進めることに。
先生方もいそがしい中、直接のお話や連絡帳で詳しい報告をしてくれました。

とても気を使ってくださったのが心に沁みたな…
ヒーローに助けられる

転園に悩む中、活躍してくれたのがウルトラマンでした。
2歳前からウルトラマンにどハマりしていた息子。
給食用のエプロンや水筒、タオルやパンツもウルトラマンにして、息子の気持ちを盛り上げることに徹しました。
息子のがんばりとウルトラマンと、周りのサポートで長時間 保育園にいられるようになったのが1ヶ月半を過ぎた頃でした。

ウルトラマンはわが家のヒーロー!
2ヶ月を経過すると降園時間までいられ、息子も楽しそうに通えるようになりました。
2回目の転園では…
1回目の転園で息子につらい思いをさせてしまい、2回目の転園が決まった時にもかなり心配しました。
息子は2回目の転園、娘は初めての転園。
しかも、私がすでに職場復帰をしていたので、長期の慣らし保育ができない予定でした。
今回も登園グッズをしっかりウルトラマンで武装して挑みました。
ところが、
2回目の転園は拍子抜けするほどスムーズにいったのです。

保育園楽しいよ!
スムーズだった理由を息子にきいてみましたが(もちろん)わからず。
子どもたちの様子や先生とのお話から、私なりに考察してみました。
・新設の保育園で周りのみんながはじめまして
・兄/妹がいるという安心感
・イヤイヤ期卒業&未達
・すべてが新しく好奇心の方が勝った
・先生たちもまだ慣れておらず、子どもたちが空気を察した?(先生談)
2回の転園を経験して
1年間しか通ってなかった園だとしても、生まれて数年の子どもの人生にとっては長い期間。
今まで過ごした環境から全く知らない世界へ入っていくのは、小さな子どもにはとても勇気の要ることです。

大人だって簡単なことではありませんよね
心配するパパさん・ママさんの気持ちはよーーーく分かります。
親の都合でかわいそうな思いをさせてしまって…と私も何度も後悔しました。
でも、大丈夫。
ちょっと大変な時期もあるかもしれないけれど、子どもって強いんです。

えー!
ぼくそんなに泣いたの?
なんでだろ?
お子さんの順応力を信じて、気長に寄り添ってくださいね。
きっとあなたのお子さんも楽しく園に通える日が来るはずですよ。